アカシアはちみつは、見た目にも美しく上品な甘さでギフトとしても人気があります。ところで、はちみつを贈り物にする理由をご存知でしょうか。はちみつが贈り物にふさわしい理由や背景について詳しく解説します。
神の食べ物
はちみつは、自然界で採取できる天然の調味料として様々な場面で重宝され、古くから「神の食べ物」として贈答されてきた歴史があります。
食べるだけでなく、健康・美容目的で使われていたほか、日本では奈良時代に贈答品として献上されていたという記録が残っています。自然に採取でき様々な活用ができる希少な食材として、はちみつは贈答用に最適だったのです。
健やかに元気で暮らしてほしいという願い
はちみつには殺菌作用があり、風邪予防にも取り入れられています。また、砂糖やブドウ糖などと比較すると、口にした後の血糖値上昇がゆるやかなので、体調や健康面を気にする方への贈答品としても最適です。
いつまでも健やかに元気に暮らしてほしいという願いを込めて、お歳暮やお中元の品としても喜ばれるでしょう。
家族の繁栄の象徴
はちみつは家族の繁栄の象徴です。働き蜂の寿命が1ヶ月ほどであるのに対して、巣の中の嬢王蜂は3〜5年もの間生き続けるといわれています。
また、生存期間中は卵を産み続けるという強い繁殖力も特徴です。このことから、はちみつは家族の繁栄を願って、出産の内祝いや結婚祝いなどの場面で喜ばれる商品です。
幸せのシンボル
巣の中へはちみつを運び、せっせと蓄える「働きもの、堅実」といったイメージから、はちみつは幸せの象徴でもあります。新居祝いや結婚祝い、引っ越し祝いなどおめでたいシーンでの贈答品に適しているといえるでしょう。
寒い時期にはちみつが固まってしまい、困った経験をお持ちの方もいるのではないでしょうか。こちらでは、はちみつの結晶化や、結晶化したときの対処法について詳しく解説します。
種類による違い
同じはちみつでも、気温の低下によって結晶化するものとそうでないものがあります。これははちみつに含まれる成分の割合が異なるためです。はちみつの主成分はブドウ糖、果糖、水ですが、もととなる花の種類によってその比率は異なります。
ナタネやクローバーなど、ブドウ糖の多いものであれば結晶化しやすく、アカシアなど果糖の割合が多いものだと結晶化しにくいといわれています。
はちみつの結晶化とは
はちみつの結晶化とは、はちみつが白く固まった状態になることをいいます。冬など外気温が低くなる季節に、キッチンのはちみつが白く固まり容器から出しにくくなることもあるでしょう。これはごく自然な現象で、外気温が15〜16度程度まで下がると結晶化しやすくなります。
結晶化したら湯せんを
はちみつが結晶化してしまうと、お菓子や料理に混ぜるときや上からかけるときに均一にならないため困ってしまうこともあるでしょう。その際に「白く濁ってしまったからもう使えない」と考える必要はありません。
白く濁るのは、はちみつの性質によって自然に起こる現象です。結晶化してしまった場合には直接はちみつを加熱しない、間接的に温める「湯せん」の方法を採用しましょう。
容器ごと45〜60度ほどのお湯につけてじっくりと全体を温めてみてください。その際に、容器をくるくると回しながら全体に熱が行き渡るようにします。ゆるやかに容器が温まることで、はちみつ本来の風味を守りながら液状に戻すことが可能です。
湯せんは、お湯の温度が熱くなりすぎないよう注意して行ってみてください。
また、ギフトとして贈る際には、結晶化したときの対処法をひと言伝えておくとよいでしょう。
古くから人々の暮らしの中で愛用されてきたはちみつは、幸せを運ぶシンボルであり、お歳暮やお中元、結婚祝いなど様々なお祝いごとでの贈り物として最適です。
結晶化が心配という声もあるかもしれませんが、ごく自然に起こる現象であり、はちみつそのものの品質に影響を及ぼすものではありません。
贈答用としてアカシアはちみつをお求めの方は、ぜひ井出養蜂園の商品をチェックしてみてください。ミツバチの健康管理や育成を中心に、おいしいはちみつをお届けするために尽力しております。安心してお買い求めください。